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おうちのおはなしです。
ティレヴァの父の実家は豊穣の社にある名家。
トマトの父親はそこの跡取りで、ティレヴァの父親は次男坊。
ティレヴァの父親は生まれた時から全てを持っていた兄を恨んだ。
弟は全てにおいて兄に勝ろうとした。
全ての事に一生懸命になって、兄より優秀と謳われるようになった。
そんな弟を、兄は恨むようになった。
やがて兄は家の跡を継ぎ、弟の居場所は消えた。
弟は家を出て、兄よりも高い地位を求めて旅をし、一人の女性と出会う。
サザナミタウンにある名家の子女である、後にティレヴァの母となるエルフーンの女性…
彼女は外からやって来た彼に恋をして、勘当されたとはいえ元々名家の次男坊であり、高い能力を兼ね備えた彼を、彼女の家族も快く迎え入れた。
ただ、彼は、彼女の事を体のいい後援者としか思っていなかった。
結婚も、子供を作るのも、彼女の家に媚を売るため。
特に子供に関しては、家の事をあまり顧みなかった彼女たっての希望だった。
母は父を愛していた。
父は母を道具としか見ていなかった。
だから、母は愛の形を望んだ。
それがティレヴァ。
母はティレヴァの事を愛したし、ティレヴァも母が好きだった。
しかし、あまりにも家を顧みない父に、母の家は怒った。
父と母は家を追い出された。
仕方なく父の実家である豊穣の社に戻ったものの、風当たりは決してよいものではなかった。
後ろ盾を失った父は、更に家庭を顧みなくなり、母はティレヴァを愛するようになった。
ティレヴァは父をほとんど無いものとして見て、母の事を鬱陶しいと感じるようになっていた。
そんな中、父が融資の話を受け、会社を立ち上げた。
だからといって何かが変わるわけでもなかった。
今まで通り、父の顔など知らず、母は悲観に暮れるだけ。
ティレヴァはそんな中に居ることを快く思うわけもなく、一人出歩いて自分で生活するようになり、こうして家族はバラバラになった。
数年後、母は実家に戻ったとの知らせを聞いた。
それとほぼ時を同じくして、父が成功を収める。
一躍裕福になったティレヴァだったが、だからといって父の元に戻るのも馬鹿馬鹿しく、未だ一人旅をしている。
ただ、その為の資金を父から取るようになったとか。リッチ。
というお話だったのさ!
豊穣の社に戻ったのがティレヴァ4~5歳くらい。トマトと仲良かったのはそのころ。
一人旅期間の間に性格歪みました。土台はこういう風に出来てたけど。
融資受けたのが10年ちょい前で、花守さんの仕事は金貸しなので、そこで縁があるという事です。
お母さんは色々ありすぎて精神不安定になっちゃったので家に帰りました。今は別居状態。
そしてティレパパの会社はサザナミで、お母さんの実家もサザナミ。どう考えてもあてつけです。パパがこれで息子はアレです。
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